【2017】センター試験数学の勉強法とおすすめ参考書

万が一”配点戦略”を理解していない場合は、さっきの授業をおさらいしておけよー。
関連:【2017】センター試験数学の対策はここから始めろ!勉強法以前の配点戦略のすすめ
センター数学の勉強法とおすすめ参考書
・解法パターンの習得
・習得した解法パターンをマーク形式で使えるようにする
この2点だ。
解法パターンの習得
『チャート式』ですよね。
これは表紙が青いから『青チャート』とも呼ばれている。
難易度や内容によって色が違っていて、他には『赤チャート』や『緑チャート』なんてものもある。
【各種チャート式の簡単な紹介】
赤チャート:かなり難しい。東大・京大・医学部を狙う人が対象。
青チャート:標準的な難易度。解法パターンの網羅性はNo.1だが、解答はやや不親切なところがある。
黄色チャート:解法パターンの網羅性は劣るが、青チャートよりも解説が分かりやすい。
白チャート:教科書レベルの解法パターンが中心。
緑チャート:センター試験特化の網羅系参考書。
網羅系参考書の役割はあくまでも、解法パターンを習得することだからな。
難しすぎても、簡単すぎても意味がない。
解法パターンをマーク形式で使えるようにする
解法パターンを知っていても、センター数学で高得点を取ることは難しいからな。
あなたとは住んでる世界が違うのよ。
関連:魔界アカデミーの日常風景
『青チャート』と『黒本』の併用
そしてこれはそのまま、網羅系参考書の欠点とも言えてしまう部分だ。
“青チャートが一通り終わった頃には、最初に勉強した内容が抜けている”ってことじゃないですか?
そこで黒本の出番だ。
青チャートと黒本を同時にやっていくってことですか?
ただし完全に同時ってわけじゃないけどな。
青チャート『数と式』の章で、数と式の解法パターンを習得
↓
黒本で『数と式』の問題だけ順番にやっていく(7回分)
↓
青チャート『2次関数』の章で、2次関数の解法パターンを習得
↓
黒本で『2次関数』の問題だけ順番にやっていく(7回分)
↓
青チャート『図形と計量』の章で、図形と計量の解法パターンを習得
↓
黒本で『図形と計量』の問題だけ・・・
『過去問』→『青本』→『緑本』の順番で
だからそれが終わった後は、予備校が出版しているマーク形式問題集を使うといい。
※2016年の本試・追試、2015年の本試・追試の計4回分
旧課程の過去問は、現在のセンター試験の傾向と異なる点もあったりするからな。
その判断ができるようになってから挑戦するのが理想的だ。
数学ⅠAは本試よりもかなり簡単で、数学ⅡBは本試よりも難しいレベルになっている。
ただな、実は今のセンター数学自体が、”今までの傾向・レベルを崩してきている”という傾向にあるんだ。
つまり”過去の傾向があてにならない現行のセンター試験”に対して、”傾向・レベルが従来のセンター試験からかけ離れている緑本”を使って慣れを作っておけ・・・ってことですね。
まとめ
センター数学の勉強法には、
・解法パターンの習得
・習得した解法パターンをマーク形式で使えるようにする
の2つの流れがあることを意識しましょう。
解法パターンの習得には、『青チャート』などの網羅系参考書を使ってください。
網羅系参考書を使う際には、河合塾が出版している『マーク式総合問題集(通称:黒本)』を併用することをオススメします。
“単元ごとに実力を固めていく”というイメージで、解法パターンをマーク形式で使えるようにしていきましょう。
『網羅系参考書』+『黒本』が一通り完成したら、実践演習をどんどん積んでいきます。
具体的には、
教学社出版の『センター試験過去問研究(通称:センター過去問、赤本など)』
→駿台出版の『大学入試センター試験 実戦問題集(通称:青本)』
→Z会出版の『センター試験実戦模試(通称:緑本)』
という順番で進めることを推奨します。
なお、勉強の成果が見え始めるのはこの頃から(実践演習を積み始める頃から)です。
この頃までは力を蓄える時期だと思って、焦らずじっくり力をつけていきましょう。
>>こちらの記事もおすすめです
『【夏休み】大学受験生の勉強時間はどれぐらいが適切なのか?』