【2017】センター試験数学の対策はここから始めろ!勉強法以前の配点戦略のすすめ
2016/07/15

キーンコーンカーンコーン
今日は”センター数学の対策と勉強法”についての授業だ。
2017年センター数学の対策
さすが魔人!
やることが違います!
センター数学で120点を目指すなら
お前のセンター数学の目標点は何点だ?
数学ⅠAと数学ⅡBで、それぞれ何点くらい取ろうと思っている?
センター数学で120点を目標にするならその割合が一番狙いやすい。
センター数学で120点を狙うなら、
・数学ⅠAで70点
・数学ⅡBで50点
を意識すること!
数学ⅠAで70点、数学ⅡBで50点取るために、どの大問でどれぐらいの点数を取ろうと思っている?
えーと・・・、考えたこともありません。
センター数学は例年、大問ごとに出題される単元がほとんど決まっているんだ。
※センター数学ⅠAの前半部分は出題順番にバラつきがあります。(出題単元とそれぞれの配点自体に変化はありません)
どういう意味か分かるか?
センター数学ⅠAで点が取りやすい単元は『関数』、『データの分析』、『整数の性質』の3つ。
センター数学ⅡBでは『微分積分』、『ベクトル』が得点源にしやすい。
【数学ⅠA:70点目標】
関数:20点(満点)
集合と論理:5点
図形と計量:10点
データの分析:10点
整数の性質:15点
選択どちらか:10点
【数学ⅡB:50点目標】
第1問:15点
微分積分:20点
数列:5点
ベクトル:10点
得点源は赤文字で表記。
ぶっちゃけマーク式問題集を数回分やるだけで、高得点取れることもある。
まずは関数で満点取れるよう頑張っていきます!
センター数学で140点を目指すなら
お前のセンター数学の目標点は?
数学ⅠAと数学ⅡBの配点は考えているか?
でもそれは、”よくない目標点の決め方”だな。
新課程になってからは特にな。
数学ⅡBが難しいと思うのは、数学ⅠA(特に数学Ⅰ)の知識が必要だからだ。
センター数学においては、実は数学ⅡBの方がパターンが顕著です。
特に『微分積分』と『ベクトル』は穴場。
それぞれ教科書の最後の方に出てくるので難しいと思われがちですが、両方とも問題の捻りようがほとんどありません。
数学Ⅰの『数と式』、『2次関数』、『図形と計量』の知識さえあれば、『微分積分』も『ベクトル』も満点が狙える単元なのです。
※あくまでもセンター数学において。
センター数学で7割・140点を獲得したいのなら、数学ⅠAで70点、数学ⅡBで70点を狙え。
数学ⅠAを70点→80点にするよりも、数学ⅡBを50点→70点にする方が数倍簡単だからな。
【数学ⅠA:70点目標】
関数:20点(満点)
集合と論理:5点
図形と計量:10点
データの分析:10点
整数の性質:15点
選択どちらか:10点
【数学ⅡB:70点】
第1問:20点
微分積分:25点
数列:10点
ベクトル:15点
得点源は赤文字で表記。
センター数学で160点を目指すなら
【数学ⅠA:80点目標】
関数:20点(満点)
集合と論理:5点
図形と計量:10点
データの分析:10点
整数の性質:20点(満点)
選択どちらか:10点
+どこかで5点
【数学ⅡB:80点目標】
第1問:20点
微分積分:30点(満点)
数列:10点
ベクトル:20点(満点)
いかに計算ミスを防ぐか。
いかに取りこぼしをしないか。
そういうレベルになるから、それこそ”満遍なく”対策していく必要があるだろう。
あとは”時間配分を確実にしていくこと”だな。
そして何にせよこのレベルを目指すんなら、計算ミスとかのしょぼい取りこぼしが一番怖い。
”最後まで集中して解き切る練習”も怠っちゃいかん。
まとめ
「センター数学ⅠAよりもⅡBの方が難しい」というのは、センター試験の誤解あるあるの一つ。
数学ⅡBの方が出題パターンは固定されている分、数学ⅠAよりも安定した得点を取ることができるんです。
“数学Ⅰが解けないと取り掛かれない単元”ばかりなので、はじめから苦手意識を持つ人も多いですが、センター数学ⅠAで70点取れるのなら、ⅡB70点も確実に狙えます。
むしろ、『センター数学ⅠAを70点→80点に上げる』より、『センター数学ⅡBを50点→70点に上げる』方が簡単です。
センター数学の最初の目標は”ⅠAで70点、ⅡBで50点”です。
この割合で合計120点を目指してください。
合計120点を達成したら、”ⅡBで70点を安定して取ること”を目標にしましょう。
合計140点に到達してからは、”捨て問判断”や”時間配分”、”計算ミス撲滅”にも意識を向けて、じわじわと得点の底上げを図ってください。
少し休憩を挟んでから、今度はいよいよ”センター数学の具体的な勉強法”に入っていくぞ。
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