【2016】大学受験生が夏休みにやるべき勉強はこれだ!

さっき話したことは覚えているな?
大学受験生の夏休みには、勉強計画を立てておくべし!っていう話でした。
参考:【2016】大学受験生は夏休み前に勉強計画を作っておけ!
今回は”大学受験生が夏休みにやるべき勉強”についての話だ。
大学受験生が夏休みにやるべき勉強
穴埋め
【穴埋め】
模試などの点が伸び悩む主な原因は、
- 基礎が抜けている(知識不足)
- 応用力がない(演習不足)
という二つが挙げられます。
ある単元の点が伸び悩んでいて、その原因が知識不足なのであれば、欠けている基礎知識を補う勉強をしなくてはなりません。
一方、演習不足が原因の場合は、基礎知識を改めて勉強しても時間の無駄になってしまいます。
演習不足が原因の場合は、文字通り”演習をこなす”ことが適切な解決策なのです。
英語でいうところの”文法・語法・単語”。
数学でいうところの”公式”にあたる部分だ。
【穴埋めで身につけるべき事柄】
英語:文法・語法・単語
数学:公式・解法パターン(解法パターンについてはこちらを参照)
古文:助動詞・助詞・敬語・単語
漢文:句形・漢字
理科:公式・単語
社会:単語
演習
穴埋めが一通り終わった科目に関しては、ガシガシと”センター試験の過去問”をやりまくればいい。
就寝前にはコレ!
寝る直前に覚えたモノは、長期記憶に残りやすくなるんだよ。
寝ている間に脳が整理してくれるんですよね。
【就寝前には単純暗記】
人間の脳には、”寝ている間に、その日あったこと・覚えたことを整理する”という働きがあります。
これにより、寝る直前に覚えたことはより鮮明に、より長い時間覚えることができます。
起床後にはコレ!
その一つが”計算”だ。
だがくれぐれも”入試問題”のような難しい問題をしてはいけない。
起床直後にすべきなのは”単純な計算問題”だ。
【起床直後には計算問題】
起床直後に計算問題をこなすことで、一日の学習効率がグーンと向上します。
寝起きのボーっとした脳を、一気に覚醒させることができるからです。
ここでは入試問題などの難しい問題ではなく、”因数分解”や”三角・指数・対数関数の計算”、”微分積分の計算”などの単純な計算問題をやっておきましょう。
かける時間は15分ほどでOKです。
【起床後に暗記モノチェック】
寝る直前に覚えた事柄は、翌朝に確認することで、さらに強固な記憶として保存されるようになります。
寝ている間に整理された情報を、翌朝すぐに引き出すことで、「この情報は重要だ!」と脳が認識してくれるからです。
確実に復習する
勉強に励むのはいいことだが、くれぐれもやってはいけないことがある。
何ですか?
だが人間っていうのは忘れる生き物だ。
一度解けるようになったとしても、一週間後・・・、早い奴だと翌日にはもう解けなくなっているだろう。
”忘れる”っていうのは、人間の脳に始めから備わっている機能だからな。
だからこそ夏休みに取り組んだ問題や教材は、定期的に、そして確実に復習してやる必要がある。
【確実に復習する】
人間は忘れる生き物です。
いくら気合いを入れて勉強に励んだとしても、忘れるものは忘れるんです。
特に夏休みの間は、「とにかく量をこなそう!」という意識で勉強に取りみがちなため、勉強したことの復習を疎かにする人も多いです。
夏休みを30日間と考えて、毎日10時間勉強するとしたら、合計300時間勉強することになります。
そのうち最低でも”3分の1=100時間”は、復習の時間として設定しておきましょう。
まとめ
大学受験生が夏休みにやるべき勉強は、
- 穴埋め
- 演習
の二つです。
穴埋めは、”基礎が抜けている部分を補う勉強”のことで、知識不足を補うことを意味します。
基礎が身に付いている(知識がある)単元に対しては、センター試験の過去問を使って演習を積んでいきましょう。
就寝前には”単純暗記”、起床後には”単純な計算問題”と”暗記モノのチェック”を習慣にすると、一日の勉強効率が向上します。
また長い夏休みですから、大量の問題をこなそうと躍起になるかもしれませんが、こなした問題の数だけ”確実な復習”も忘れず行ってください。
夏休みの合計勉強時間のうち、3分の1くらいの時間は復習にあてるよう心掛けましょう。
以上だ。
>>次の記事はこちらです
『【夏休み】大学受験生の勉強時間はどれぐらいが適切なのか?』