受験勉強のやる気を出す方法は脳科学にあり!モチベーションを上げる2つの根本的解決策

やる気が出るメカニズム
例えば、脳内にAという物質が分泌されたとき、「ムカつく」という感情が生まれる。
脳内にBという物質が分泌されたとき、「悲しい」という感情が生まれる。
脳内にCという物質が分泌されたとき、「やりたい」という感情が生まれる。
※βエンドルフィンの正確な作用は
- 苦痛を和らげる(鎮痛作用)
- 快楽を与える(多幸感)
の2つである。
受験勉強のやる気を出す方法
でもどうやって、βエンドルフィンを意図的に分泌させることができるんですか?
嘘でもいいから「楽しい」と口に出す
でもただの精神論みたいな感じで嫌なんですよねー。
もう聞き飽きましたよー。
【βエンドルフィンの分泌条件その1】
快楽をもたらす”βエンドルフィン”は、快楽を得ること自体が分泌条件の一つとなっています。
ただの思い込みから来る快楽でも、勘違いから来る快楽でも構いません。
どんな小さなもの・嘘でもいいから「快楽を得た」という思いを抱くことで、βエンドルフィンが分泌されます。
そしてβエンドルフィン自体が”快楽をもたらす作用”があるため、その作用がさらなるβエンドルフィンを分泌してくれます。
つまり、一度でもβエンドルフィンを分泌させることができれば、じわじわとβエンドルフィンが増加し続けて、最終的に「本当に楽しい」という状態になるわけです。
「プラス思考であれ」、「ポジティブであれ」というアドバイスは、βエンドルフィンを出す一番最初の取っ掛かりをつくるためのアドバイスなんですね。
思っていないことでも口にすれば、脳が勝手に「そうだ」と錯覚してくれる。
それと一緒な原理なんですね。
長時間一気に勉強する
・・・ま、まさか!?
そして死ぬほどではないにしろ、大きな苦痛を感じるときでもβエンドルフィンは大量に分泌される。
しかしある瞬間に苦痛が消え去って、途端に「走ることが気持ち良い」と感じ始める。これがランナーズ・ハイと呼ばれる現象だな。
長時間勉強していると、勉強に対して苦痛を感じるだろう。
3分くらいで感じます。
【βエンドルフィンの分泌条件その2】
βエンドルフィンの本来の役割は、”死の苦痛をなくすこと”です。
中途半端な苦痛はただの苦痛で終わりますが、限界を超えた苦痛に対しては、βエンドルフィンが作用。
激しい苦痛を打消して、その代わりに大きな快楽を与えてくれます。
受験勉強を苦痛に感じる場合は、思い切って長時間勉強してみてください。
辛いと感じたとしても、歯を食いしばってやり続けてみてください。
ある瞬間から”フッ”と苦痛が消えて、勉強すること自体に快感を覚えることでしょう。
それこそ、βエンドルフィンが大量分泌された証拠です。
個人差はあるが、だいたい10時間前後ってところだ。
まとめ
受験勉強のやる気を出すには、”βエンドルフィン”と呼ばれる物質が鍵。
βエンドルフィンは、”苦痛を打消し、快楽を与える”という作用をもたらす物質で、
- わずかでも快楽を感じる
- 激しい苦痛を長時間感じる
という二つの条件のもとで分泌されます。
そこで受験勉強のやる気を出すために、
- 嘘でもいいから「楽しい」と口にする
- 長時間一気に勉強する
という二つの方法を試してみてください。
ある瞬間から「あれ?勉強って楽しいかも・・・」と思えるようになってくることでしょう。
その瞬間こそ、βエンドルフィンが大量に分泌された証拠です。
佐藤くんにはどんな話をしたんですか?
具体的なことは佐藤に直接聞いてみてくれ。
>>佐藤くんにした「やる気」の話はこちらです